松村雅亘先生がお亡くなりになってから2年が経ちました。
私の松村ギターは20フレットがあります。私が頼んだのではなく・・・
「 ≪ 森に夢見る ≫ が弾けるようにしておきましたよ~。 」と、松村先生から私のギターへのプレゼント。
難しい曲・・・弾けるのだろうか・・・
そんな私に演奏の機会が訪れたのが、皮肉にも、先生が亡くなった2014年1月31日のあとの2014年11月。
映像とのコラボという形で2014年に弾きはじめたばかりの≪ 森に夢見る ≫を上演。
会場には松村通子さん(松村先生奥様)がおられ、松村先生が目に見えない大きな力で私を支えてくださったのだと感じています。
その時は、1年に満たない演奏状態での無謀な舞台。会場のマイクのエコーに助けられてなんとか
薄く森の景色をなぞった私ですが、2016年3月26日、木村ギタージョイントコンサートでもう一度、森の景色を追いながら、まだまだのデッサンながらも、喜んでくださったお客様の声を聴き、松村ギターの音色を少し伝えられる演奏会であったかと感じています。
先生にお聴かせできず残念でなりませんが・・・
私にいつも優しく語りかけてくれる音色大切にしてゆきたいです。